life is a journey, always expect the unexpected

エスプレッソとロードバイクと飛行機好きの気ままなブログ

恒例のやつ

クリスマスから年末年始年始までフライトが詰まるほど入っているfour.engine.driverです。

 

一応(なんちゃって)管理職やっているのでみんなが休みたい所は逆にめっちゃフライトが入ります。海外だとシニオリティーなどで全てが決まるのですが、日本はその様なシステムがあまり存在しません。

 

管理職は働くべきだろ、みたいな風潮がありますよね。なのでいつも特に休暇のリクエストはせず、放置していると繁忙期はバンバン入るのです。別に良いですけど…

 

12月は私にとってパイロット恒例月間なのです。それは

 

航空身体検査の更新

 

定期技能審査(航空局運航審査官と)

 

この2つをクリアしないとお正月を迎えられません。航空身体検査は嫁さんの作る身体にいい食事の影響なのか、会社の産業医にも

 

「どうしてあなたの身体の中身はそんなにキレイなの?」

 

とお褒めの言葉をもらいます😄

 

でも心は汚いですよ、多分…💔

 

で、その後に自分の定期訓練、審査と立て続けに来るわけです。


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定期訓練はこの悪魔の箱を使い審査前のおさらいみたいな感じで色々やります。離陸中にエンジンが壊れるのは序の口で、上空であれやこれや壊れたり、限られたシステムを使って進入、着陸したり、低視程での離着陸、など2時間盛り沢山です。訓練が終わると後日航空局の運航審査官の審査を受けます。


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弊社はまだ指定本邦という、いわば社内チェック制度の認可をまだ持っていません。なので定期技能審査と定期路線審査は毎回航空局の運航審査官の審査を受ける事になってます。

 

機長は国土交通省から「この方は御社で機長として認可しますよ」というもので年一度の更新制であります。なので技能、路線のどちらでも不合格の判定が出てしまうと機長認定が無くなってしまうので再度機長になるための再訓練審査を受けなければなりません。

 

パイロットは定年まで勉強です。

 

んで、先日無事定期技能審査が終わりました。口述審査で最近の変更点やシステムなど根掘り葉掘り聞かれ、終わると悪魔の箱で2時間半にわたる技能審査。毎年の事とは言えやはり疲れます。でもこれが終わると晴れて新年を迎えられるので達成感もあります。

 

実は今日で42歳になりました。もうそんな年齢なんですね…来年はどんな年になるのか、新しい冒険も待ってますし、🐗年らしく突っ走って行こうと思います。

 

でもその前に年末年始はお泊り付きのフライト…30日からマニラです✈(T_T)