ご無沙汰しております
徐々に新しい会社のライフスタイルに慣れてきたfour.engine.driverでございます。
すみません、しばらく放置プレイしておりました。
しばらく更新していない間日本では色々ありましたね…
台風で被害を被った地域は本当に大変だったと思います。会社の同僚や上司もしきりに日本の被害のことを心配してくれていました。
それだけここでも衝撃的だったようです。
いつも思うのですが報道では今年最大級と騒がれているものの、
行政は最大級の警戒心を持っていない。おかしいですよね、街が危機的状況なのに自衛隊派遣は必要ないと言う役場の人間とか。理解しかねません。
さて、暫く更新はしていませんでしたがいつも通りフライトをこなしております。
ここ最近ではまたバンコク、バリ島、ホーチミン、ニューデリー、シドニー、ブリスベンと行ってきました。その他にも中国各地と日本路線。
そしてこの会社で初めての定期訓練と審査。
もちろん全て1ヶ月の間ではなく、ブログをサボっていた期間の間です。
そして相変わらずちょこちょこ日本の自宅にも帰っています。
明日からプノンペン。もちろん人生初カンボジア。今から路線の勉強と観光情報を勉強しないと!
こんな勉強は楽しいものです。
そういえば私の勤めていた前社が来年の8月にA321neoが導入されると発表がありましたね。
先日日本で元同僚たちと飲みましたが、みんな言っているのは人が足りないのに一体何処に飛ばすんだ?でした。
あ、あとピーチとバニラも統合されました。
まぁ、これは儲かる羽田にもっと集約させたいから成田は規模縮小でもいいっしょ的な考えだと思います。
日本は今慢性的にパイロット不足で大手以外は外人パイロットの派遣に注目しています。ピーチ、ジェットスター、春秋航空、スカイマーク、IBEX、スターフライヤー、FDA、NCA、AJX、あと確かソラシドなんかはどんどん外国人を受け入れています。
自分なりの考えですが、日本はLCCとか地方の航空会社に就職するともうそこで終わってしまいます。機長に昇格するのがまず最初の目標ですが、昇格し何年か経つとやはり次のステップに行きたくなるのが普通でしょう。
次のステップはやはり国際線と大型機。パイロットなら誰もが一度は経験したいこと。でも今の日本ではそのようなチャンスは殆どありません。大手は経験者を採用しませんから。
そうなると私のように海外の航空会社に目を向けるようになります。日本で小型機に乗っていても海外では大型機の乗員で採用してくれるケースが多いです。大半がA330かB777。中にはA330で採用されA350に移行した方もいるそうです。
J社が破綻するまではパイロットの流動性は殆どありませんでした。破綻をきに日本人パイロットもどんどん海外に行くようになりました。
私の知っている限りでは今日本人パイロットは色々な国で活躍されています。香港、台湾、韓国、中国、カタール、UAE、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、タイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、インドネシア、などなど。
ちなみに台湾は日本人パイロットが100人以上いるそうです。最近は日本のLCC組から来たパイロットが増えているそうです。LCCは年間飛行時間も多く、時間稼ぎには持ってこいなので経験を積んで数年以内に海外の航空会社に移ると考えている方も多いと思います。
海外で就職し暮らすというのは決してハードルは高くありません。本人がどれだけその国や文化を理解し馴染めるかです。
日本の航空業界もこれからどんどん再編され、海外で働く意欲がある方はどんどん日本を出て行くと思います。今後どうなるのか目が離せません。
あ、私は海外でパイロットしたい派を応援します。
時間を見つけて自分は何でパイロットになったのか、そしてどのようになったのかを書ければと思います。