実機訓練
ツール・ド・東北の後しばらく忙しくしていたfour.engine.driverでございます。
サイクリングが終わってからフライトや機長育成とバリバリやっていますが、その中で新米副操縦士の実機訓練に向けて準備もしておりました。
まだジェット機の限定を持っていないと実機によるタッチアンドゴーの訓練が経験付与として必要になります。
(なんでオレだけこんなに仕事が来るのか…(T_T))
今回は主担当になり社内各本部との調整、空港事務所や航空局、情報管、管制官など色々多方面と調整しなくてはならなく結構大変でした。
調整に加え新しく実機訓練の飛行教官育成、教官や新米副操縦士に渡す資料の作成、教官任用座学やシミュレーターの訓練と全てやりとげいよいよ新米副操縦士を教える時がやってきました。
まずは座学を行い訓練の概要、手順や注意点など教えその後は実機見学を行い外部点検など教えます。何せ彼達にしてみれば初めてのジェット機の操縦。しかもまだ300時間たらず。そしてエアバス。フライ·バイ·ワイヤの航空機ですので何かあった時のテイクオーバーは重要課題。シミュレーターでは通常のタッチ·アンド·ゴーの練習はもとより、タッチ·アンド·ゴー中にエンジンフェイルした時の緊急対応とかも練習します。8時間のシミュレーター訓練を終えいよいよ中部国際空港での実機訓練が開始。
セントレアのツィッターにちゃっかり乗ってました(笑)誰かが教えてくれました。
ジェットスターのエアバスA320がセントレアで訓練飛行していました🛬🛫タッチアンドゴーなど 通常と異なる飛行をしていますが訓練なのでご安心ください。https://t.co/mJPyZapGMG pic.twitter.com/cY8jhih5ca
— 中部国際空港セントレア (@Centrairairport) 2018年10月9日
実機訓練は以前と違い今は経験付与なので試験は実施されなくなりました。なので教える側としましても変なプレッシャーもないので相当ストレスも減りました。でもある程度の出来栄えは求めているので手取り足取り教えならパターンをクルクル周っています。訓練終了後は記念に1枚。
タッチ·アンド·ゴーは通常のラインフライトではやらないのでこれはこれで新鮮味があります。
無事2日目の訓練まで終え後は2回訓練があります。まだまだ気を引き締めて頑張りたいと思います。
モチロン夜は教官人で大宴会!🍻
こーゆー息抜きも必要ですよね!