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エスプレッソとロードバイクと飛行機好きの気ままなブログ

Espressoの話でも

ブログをサボりまくってるfour.engine.driverでございます。

 

先日元弊社にいたキャプテンから連絡があり久しぶりにやり取りしてたら

 

「うちの嫁さんがブログ見てるよ!」

 

と言われました。正直ビックリです。

 

今回はちょこっとエスプレッソについて。

 

私は大のエスプレッソ好きです。毎朝淹れて飲むエスプレッソは目覚めの1杯でありながら至福の時でもあります。

 

でもそんな私、エスプレッソを本格的に飲み始めるようになったのはつい去年。ラテやカプチーノなど「エスプレッソ系」は飲んでいましたが…

 

恐らく皆さんも思っているでしょう、なんてあの黒くて濃い液体が美味しいのか。実は私もそうでした。

 

エスプレッソを本格的に飲む前まではNespressoのマシンで淹れてミルクで割って普通にラテを飲んでました。エスプレッソを飲むってことは無かったです。

 

所が去年嫁のリクエストでイタリア旅行に行った時、ナポリに行って色んなバールのカプチーノを飲みたいがためにはしごしてました。そこで目に付いたのはピストン式のエスプレッソマシン、言わばマニュアルタイプと言う事です。

 

通常バールで使われるのはセミオート式。でもナポリでは圧倒的にピストンレバー式が多かったです。セミオートに比べてバリスタの腕が試されるほど熟練の経験が必要とするそうです。


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とある入ったバールでマシンに見惚れているとバリスタのあんちゃんが

 

「このマシンで入れるcafe(エスプレッソ)は格別だぞ!ご馳走するから飲んでみろ」

 

と言われ1杯淹れてくれました。

 

「砂糖をたっぷり入れて数回掻き混ぜてクイッと飲むんだ。そして最後に下に残った砂糖をスプーンで取って食べるんだよ」

 

隣のおじいちゃんがお手本を見せてくれ僕も試してみました。

 

正直エスプレッソの考えを覆す美味しさでした。苦さはさほど感じさせずコーヒーのアロマと程よい酸味と甘さを感じるものでした(当時の記憶…)

 

なるほど、これがエスプレッソか。

 

それから旅行であっちこっち行っては殆どのバールでエスプレッソを注文してみました。南イタリアはディープな味があり北にいくとマイルドになった感じがします。

 

日本に帰ったら家にあるマシンでエスプレッソ淹れよう、と思い戻り次第早速淹れてみました、が

 

納得の行く味ではなかったのです。

 

Nespressoはカプセルを入れてスイッチを押すだけでいとも簡単にエスプレッソが出来ます。毎回安定の味ではあるものの何かが足りない…

 

でもナポリで味わったあの味か飲みたい。

 

ネットで色々調べてると家庭用でもピストンレバー式のエスプレッソマシンがありました!しかもカッコいい!

 

そして嫁に黙ってポチリました。グラインダーも一緒に!

 

数日後、仕事から帰ってくると白い目で嫁が

 

「あなたに何かおもちゃが来たわよ」

 

うほほーい、と思いながら早速取り出してセットアップして淹れてみました。

 

 

ムズイ…

 

淹れても淹れても納得の行く味が出せず正直苦戦しました。豆?挽きがまだ足りない?ダンピング圧?と色々考えながら試行錯誤しました。

 

後で分かったのが豆の挽きかまだ細かくないこと。でも当時のグラインダーはいちばん細かく設定しており、それ以上は細かくならない。

 

なので業務用をイタリアから空輸する事に。これも嫁に黙ってポチリ。また白い目で見られたのは言うまでもありませぬ…

 

そしてあのナポリの感動からもう1年たちました。

 

今はと言うと

 


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cafe出来るんじゃねーの位になりました。

 


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クレマたっぷりのとろーりとした抽出。


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自分なりにかなり満足する出来栄え。

 


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砂糖を入れても沈みません。

 

試行錯誤したかいがありました。今は毎日の欠かせないルーティンになってます。手間暇かかりますが、スイッチ1つで淹れるより遥かに美味しく感じますね。もうやめられません〜

 

今後は自分で珈琲焙煎やろうか検討中です。

 

また嫁に白い目で見られますか…