パイロットするなら日本じゃなくてもいい
毎日お勉強中のfour.engine.driverでございます。
でもたまには息抜きしなきゃね、ってことで友達と飲みに行ったり、サイクリング行ったりとストレス発散はしています。
先月末からフライトしていません。正直身体がウズウズしています。そりゃそうですよね、今までほぼ毎日のようにコックピット座ってひたすら日本を縦断していたわけですから…
でも代わりに毎日疲れた身体がほぼ正常通りになったのか、目覚めもすっきりしますし、日中にちょっと疲れるとかはやはり減りましたね。
どんだけ働いてたんでしょうか…?
でいよいよ来月から渡航ですが、渡航前にある程度準備するため航空法を勉強したり、飛行機の手順やシステムを復習したりと、それなりにやることはやってます。
だって着いたらすぐ身体検査、航空法の試験、その国のATPL書き換えの試験と連チャンでやって来ます。
なのでやはり予習復習はやっておかないと…
とまぁ、転職すると色々大変ではありますが、日本人である私が日本の航空会社を見捨ててまでも海外に行くには何か理由があるのかと思う方もいるかもしれません。
でも正直特に大きな理由はなく、ただ友達がSさんが
S:「こっちの方がはるかに楽しいからお前も早く来いよ〜!」ヽ(´ー`)ノ
と言われたからです。
でもこの話が出る前からある程度は考えてはいました。
海外で28年暮らし、始めて日本に来た時はショックでいっぱいでした。
日本の社会、
日本の閉鎖感、
古い習慣からまだ抜けれない、
謎の決まりごと、
暗黙の了解、
などなど。
そして今もそうですが、一番気になるのが
日本の会社の働き方。
海外にいる時は自分は外から日本を見る立場でして、全てがよく見えたんですね。そりゃそうですよね。社会は知らないし、日本人は優しく見え、全てが整っているように見えるのです。
日本の会社で働くと決めた時、正直自分はときめいてました。そんな恵まれた国で働くるのは最高のチャンスだと。
ところが来てみると自分の思っている環境とは違う事が分かりました。
分かったのは、
日本は暮らすには良い所だが、働くには自分には向いてない
日本で生まれ、暮らして、社会に溶け込んでいるとそうは思わないかもしれません。ただ自分にはどうしてもギャップがありまだ馴染めない部分もあります。
なのでいつかまた海外の会社に行こうと考えはじめました。
最初は中東とかも考えましたが、嫁があまり気乗りしなかった事もあり断念。
そうこうしている内に2年経ってしまいました。
そこで舞い込んできた今回の話。
嫁を説得して決断しました。
正直海外に行くとなると周りの仲間があまり良いことを言いません。
だけど自分の人生でもありますし、海外に行くと言うのは私にとっては決して高いハードルでもありません。
後年齢的にベストというのもあります。
それらを踏まえたうえで海外に行きます。
Life is a journeyです。
縛られた環境で息苦しく生きるより一度きりの人生、自分の思うように生きるのが恐らく自分に合ってる感じがするのです。