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エスプレッソとロードバイクと飛行機好きの気ままなブログ

新しい飛行機

 

毎度です。今灼熱の日本を離れ気持ちの良いマイアミに来ています。

 

なんでかって?

 

んー、新しい飛行機の免許を取りに来ました。

 

私は日本の操縦士免許以外にアメリカの免許も所有しています。初めて操縦桿を握ったのはアメリカなのです。

 

香港の中学に通っていた時、高校はアメリカに行きたいと思い星の数ほどある高校の中からフロリダ州メルボルンにあるFAA、通称Florida Air Academyに入学しました。アメリカ空軍の方式を取り入れた高校で外国人である私も青いアメリカ空軍の制服を着て登校してました。

 

んで高校のプログラムの一環であったのがパイロットプログラム。近くの大学と提携して操縦訓練ができ、もちろん米国航空連邦の試験に合格できれば免許も取得できます。

 

私はこのプログラムで自家用はもとより、他のフライトスクールも含めると高校卒業までにアメリカの事業用多発飛行機と計器証明を取得しました。

 

16歳で初ソロ、17歳で自家用操縦士、計器証明、多発証明、18歳で事業用操縦士、って感じで行きました。

 

その後デイトナビーチにあるEmbry-Riddleへ進学し20歳で全ての教育証明を取得し飛行教官としてアルバイトしてました。

 

さて、そんなことはさておき何故また飛行機の免許をわざわざマイアミまで取りに来ているかって?

 

実は旅客機は限定事項というものがありまして、乗務する機種によりその型式の限定証明が必要になるのです。

 

簡単にいうと、車の世界ではプリウス乗っている人はフェラーリにも乗れます。でも飛行機の世界ではA320乗っている人がB747には限定証明がないと乗務できないのです。なので訓練し、試験を受けて合格したら今度は路線訓練を受け、それに合格したら晴れて新しい型式の飛行機に乗務できることになります。

 

私は今A320に乗務していますが、今A330の型式証明を取得するために訓練中です。

 

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会社で乗務するから?

 

いえ、

 

転職です。

 

次の会社に行くのにA330の限定証明が必要なので新たなる夢とチャレンジに向けお勉強中です(そんなにしてないけど…)。

 

でも訓練所がマイアミとはテンション上がります。なにせ大学卒業以来、18年ぶりのフロリダですから〜。

 

訓練の合間にも休みはありますし、何しようかな…?Key Westまでドライブ?Evergladesまで行ってワニでも見る??迷います(笑)。

 

もちろん訓練が終わったら高校と大学にもより久しぶりに当時の生活を思い出しながら楽しみたいと考えております。

 

なので早く訓練終われ〜!